クリンカ205
銀イオンを用いて安全な生活・飲料水を確保できます。
『クリンカ205』を一定時間、水中に浸漬させるとあらゆる菌を死滅させます。
この作用を用いてトイレや風呂等の生活水や海外では飲料水に用いられております。
性状
表示 | 内容 |
---|---|
成分 | 二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、銀、ケイ砂 |
形状 | 砂状 |
使用量 | 水1Lに対し25g |
有効期間 | 約2年間 |
試験結果
詳細資料は下記の溶出試験PDFよりご確認頂けます。溶出試験
抗菌力試験
試験菌
生菌数(CFU/ml)
開始
1時間後
3時間後
大腸菌
80000
4400
検出限界以下
ブドウ球菌
30300
4800
検出限界以下
緑膿菌
97000
15000
検出限界以下
日研の社会貢献事業
およそ10年前、現社長の北村が日研に来てすぐに着目したのがこのクリンカです。この水質浄化剤は水中の雑菌を死滅させ、安全な水を作り出せることが科学的に証明されていたにも関わらず、安全な水道水が常に飲める日本市場での展開に苦戦し「お蔵入り」状態になっていました。
海外経験を持つ北村は、「不衛生な水が原因で命を落とす人が後を絶たない東南アジアやアフリカでこそ、この優れた製品の真価が発揮できる!」と考え、国際援助機関などと連携してインドネシアで実証実験を実施。類似する製品と比べても「使いやすくて高い効果がある」として高評価を得ることに成功しました。
「社会貢献は企業の重要な使命」と考える日研は、クリンカによって水問題を解決すると共に、製品の流通を通じて現地に雇用やビジネス創出にも貢献するための試みを続けています。
採択案件一覧
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平成24年度 外務省政府開発援助海外経済協力事業(ODA)案件化調査
【対象国】カンボジア
【目 的】最貧困層地域による現地調査、開発及び緊急支援物資としての援助としての調査。
平成25年度 国際連合(UNDP)アフリカ開発プロジェクト -
平成26年度 独立行政法人国際協力機構(JICA) BOPビジネス案件
【対象国】ベトナム
【目 的】現地生産化による産業と雇用の創出、及び現地調査。 -
令和3年度 世界銀行とKOPERNIKの日本の民間企業とアフリカの大学の連携構築パイロット採択
【対象国】タンザニア
【目 的】現地のニーズや簡易調査、製品テストを行い、日本企業とアフリカの大学の技術連携構築による新規ビジネスの創出および日本企業のアフリカ市場開拓。
【対象国】ケニア
【目 的】水配送ビジネスにより社会企業家の創出。