浄水剤
アフリカやカンボジアなど海外の人々に安全な水を届ける水質浄化剤
プロジェクトの概要
ケニア、カンボジア、ベトナムなどの水問題を抱える発展途上地域に暮らす人々へ、安全でおいしい水を供給すべく、水質浄化剤『クリンカ205』を開発しました。その結果、国際協力機構(JICA)よりBOPビジネス、国際連合(UNDP)のアフリカ開発プロジェクト、外務省政府開発援助海外経済協力事業などにおいて大きな貢献を果たすことができました。
お客様の課題
アフリカやアジアの発展途上国地域を中心に、衛生的な飲料水が無いために深刻な病に苦しんだり、3人に1人が水由来が原因で命を落としていると言われています。そうした方々に、大掛かりな浄水設備などを導入せずとも、毎日、安全でおいしい水を飲んでいただけるようになって欲しいと願っています。
ご提供した解決策
抗菌性塗料をコーティングした珪砂やゼオライトを菌が繁殖している川水に入れてみると、全ての菌が死滅するという実験結果を得たことを起点に、水問題の解決に貢献できる製品の開発を推し進めることとなりました。日本国内では主に家庭用循環風呂や温泉施設などに利用されていた、銀イオンを含む特殊コーティングを施した殺菌剤を、発展途上国地域の人々が簡単に安全な飲料水を確保できるようにするための製品へと改良しました。また、価格を抑え現地の雇用を創出する事と現地の生活に適した製品を開発する目的から、現地生産方式を採用しました。
使用した製品と特徴
製品名 | クリンカ205(水質浄化剤) |
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主な特徴 | 殺菌消臭 |