ハーフクリアでコンクリートの素地が見える力強い外観の新規建設物(群馬県)
太田市民会館
プロジェクトの概要
「太田市の文化の中心地として、風景の中で象徴的に浮かび上がる強さのある建築物」を基本コンセプトに設計され新たに建設された太田市民会館。強さのある建築物としてコンクリート素地の見えるハーフクリア塗装の要望があっため、代官山蔦屋書店などでも採用されたMSA-1000GとMSAA-90をブレンドしたハーフカラー塗料をご提案しました。
お客様の課題
太田市民会館は、2019年にBCS賞を受賞したコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物であり、「芸術の街なら太田」と言われるような象徴的な市民会館を建造したいと言う市の依頼を受けた設計士より「コンクリート素地が見える力強い外観」にするにはどうしたら良いかと相談がありました。
ご提供した解決策
一般的な塗料ではコンクリートを覆ってしまうため、コンクリートの素地は見えなくなってしまいます。そこで日研はコンクリートの素地が見えるように水性セラミック系カラー塗料であるMSA-1000Gとクリア塗料のMSAA-90を一定の割合でブレンドしコンクリートの表層に薄く塗装するハーフクリア工法を確立しました。また日研の水性塗料は有害物質を含まないので建物内部にご使用頂いてもシックハウス症候群などの心配はなく安心してお客様をお迎え入れることができます。
使用した製品と特徴
製品名 | MSA-1000シリーズ(水性コンクリート用着色セラミック塗料) |
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主な特徴 | ハーフクリア耐候性カラーバリエーション耐色性水性不燃性補修性上塗り性高硬度呼吸性膜 |